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2007年4月11日 (水)

SA-1000の改造 Final トランスの交換

ちょっと前から自分のblogにはエントリー済みでしたが、SA-1000用のトランス取り付けに対して再編集+αの上で記事をアップしたいと思います。

もともとトランスを交換しようとした経緯としては、純粋に100V対応にしたかったところと、MikeおよびVinさんをはじめとしてもの凄くいいという声を聞いていたからです。
今回記事をアップしました一連の改造で、Mikeの改造の方向性の一端を実感し、最後に簡単にいじれそうな部分に手を出した、そうお考えいただければと。

そこで、Mikeにメールで見積もりを頼みました。
返信はすぐあり、「SA-1000の100V対応は初めてだよ」というコメント共に見積もりが返ってきました。
つまり、Mikeとしての概算見積もりは送ったけど、メーカー(Plitron社)の見積もりが厳密には不確定ということらしく、差額が出るかも、ということでした。
結局差額は一切出ませんでしたが。
#ちなみに今はAltavista Audioサイトにきちんとメニューとしてのっています。

注文を行ったのが昨年末だったこともあり、結構な時間がかかりましたが、到着したのが2/11で、翌日早速取り付けを行いました。
これは今後試される方(いらっしゃるのかな?^^;)へのアドバイスですが、リード線の色はオリジナルと違います、当たり前ですが。
あと、1次側の本数が違います。(オリジナルが2ペア、今回のは1ペア)
よーくオリジナルのトランス上部の説明および基板とPlitron社からのドキュメントを見て間違えないようにしてくださいね。
特に2次側を間違ってつなぐと(実は4本中3本がオリジナルと同じ色^^;)、ヒーターに300V超がかかりますので、大変なことになると思います(苦笑)
逆に言いますと、このくらいをジャッジできない、と思われる方は手を出さない方が無難かと思います。

で、ステップアップトランスではなく電源タップにコードを差し込み、いそいそと電源を入れたんですが、いきなりトラブルが。
今までなかったハムが出てくるんですよ、結構盛大に・・・半泣き状態です。
色々と調べた結果、プリをミュートするとほぼ消えるという事で、パワーアンプ側で今まで発生していたノイズではないと断定し、改めて内部を見ると・・・めちゃくちゃ適当な配線で自分でも唖然^^;
自分でやっときながらですが、そりゃハムも出ますわな。

という訳で、綺麗に(自分的に、ですが)配線しなおし、ついでにB電源整流部のコンデンサの容量を増やして、再度電源ON!!
ハム対策第一弾後の最初の感想ですが、うーん、すごいですわ、部品1つで今更こんなに変わるんですね^^;
びっくりしたのが、なぜか100Vタップにつないでからパワーアンプ自体のノイズが減り、ちょーっとハムは残っているものの、すごく静かになったことです。
今まで電源系でアースループでも出来ていたんでしょうかね、ともかくツィータからのサーノイズは1/3位に減少しました。ハムも減ったんですけど、もうちょっと減ってほしい感じはします^^;

ただし、やはり微妙にハムは残っていました。
何でだろうかと思いつつ、まあ微妙だしいいかと放置しておりましたが、新真空管(Siemens E288CC)を導入したことで再度蓋を開ける機会があったので、ちょっと配線レイアウトを見直してみました。
第一弾の時は、まず綺麗に(くどいですが、自分的に、です^^;)まとめる事と、固定することを優先していました。そのためトランスから発生する磁界の中で微妙に、本当に微妙にループがある状態だったんです。
第二弾ということで、そこを解消する為に配線の固定方法を見直し、少なくともループを最小化する対策を行いました。ただし・・・どうしてもしょうがなかったので、100V系と2次側が近接してしまいましたが(爆)

真空管も差し替えて、電源をONすると・・・おおお、これはこれは、ハムが消えてる(歓喜)
勿論、完全に、ではないです。以前よりも激減したのは事実です。以前はCDP操作時に微妙に聴こえていましたが、今はほぼ聴こえない、それ位です。

最終的な感想ですが、このトランスは「静か」です。全体的な音質向上という観点での極端な差はないと思いますが、「メリハリが出てくる」感じでもあります。
#多分静かになったのでその分音が明確になったんじゃないかな、と思います

そもそもの導入の目的が100V化することでしたので、その部分に加え上「静けさ」が手に入って非常に満足しています。
上に人様をびびらす様なことを書いておきながら、ですが、100V対応の物をお持ちの方も対応じゃない物をお持ちの方も、試してみる価値はあると思いますよ。
(ただ、電源系にはMODが必要かもしれませんが・・・)

あと、今回は「配線はきちんと考えてやりましょう」という事を実感できて非常に勉強になりました。DIYにてMODされる方、是非配線はお気をつけくださいませ^^

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コメント

このトランス効きますよねー。OTさんはSA5000をUpgradeするときにはそれほど大きな期待は無かったようで、Phonoだけもっとよくなればということだったようですが結局FM255と同等になっちゃいましたから、今Plitron追加でFM越えを狙っています。少なくとも市販のハイエンドといわれる400万円クラスとは同等になることがわかりました。私も大きな収穫でした。笑 SA1000のような筐体一体型は配線は気を使いそうですね。

投稿: vin | 2007年4月11日 (水) 23時53分

正直私もあまり期待してなかった口ですが、あの値段でこの効果なら納得です、ハイ。しかし、SA5000に搭載ですか、それは効きそうですね~^^
筐体一体型かつ例のCapを搭載していますので、もの凄くスペースがなく、当初見通しよりも配線取り回しが厳しかったのでちょっと適当に束ねたらいきなりハムが、という感じでした。結果的には、エントリーにも書きましたが、アースループって怖いなって事と、ちょっとした対策で劇的に改善するって言うことがわかって非常に有意義だったと思っております。

投稿: Nary | 2007年4月12日 (木) 00時11分

Naryさん
お久しぶりです。
バランスボリューム交換では大変お世話になりました。
お陰様で私のSA-1000は、元気でいます。
今回のトランス交換の様子は、アンプ作りでとても参考になります。トランスの向き、置く場所、配線の引き回しで大きく変わるんですね。特にイコライザーのような微少電圧を扱う場合、大きな差がでるんだと思います。昔の測定器は(現在はスイッチング電源ですが・・・)ACをDCラインに入れないように、電源ケーブル、筐体、電源トランス、電源スイッチの位置がとてもよく考えられています。実際の電源の接点が、筐体にACラインが入る付近にあったり、又はDCラインからシールドされていることが多いです。
まずはNaryさんの成功おめでとうございます。球も交換されたんですね。以前A4XGE TUBE(6922のカソフォロ)にPC用のパワードスピーカーで比較しましたが、こんなちっぽけなスピーカーではわからないと言う感じでした。次回はSA-1000でやってみます。
現在私はSA-1000の高すぎるGAINを何とかする為、ATTの製作を考えています。ファインメットトランス(0~-60dB+∞の23接点)とロータリースイッチでの予定ですが、バランス、アンバランスの切替の有無、VUメータも、トーンコントロールも欲しいなどと、構想から妄想に変わりそうです。実家から測定器のATT(ブリッジドTが2つとTが2つで0.1dB単位で調整できます。)を持ってきてSA-1000とパワーアンプ間に接続したところ、私の環境では一番ゲインが低いパワーアンプでも-20dBは必要なことがわかりました。今回のvinさんのブログの中に自分のblogをお持ちであることが書かれていますが、是非NaryさんのURLを教えて下さい。私はNaryさんとは1世紀程遅れていますが、是非参考にさせてください。よろしくお願いいたします。

投稿: show | 2007年4月17日 (火) 20時20分

showさん、コメントありがとうございます。
特にプリアンプはトランスの位置、方向および配線材の取りまわしは効く、という事は理解していましたが、実体験としてこんなにもセンシティブなのか、という事は今回痛感した事です。
SA-1000の場合、レイアウト的に位置は制限がありますので、その中で・・・というところですからまだ条件は絞られていると思いますけれども、フルスクラッチですと色々な条件が絡んで悩みどころかなぁ、何て思っておりますが(別機器の影響等も考えると、一般論では片付けられないと思います^^;)
アッテネータの件ですが、色々と構想が膨らんでいるようで面白そうですね。ただ、上記機能だとちゃんとバッファとかをつけないと意味がない機能が多い気がしますので、そこまでするならSA-1000は無視してプリをスクラッチする方が早い気もしますが・・・。
実は私も今ちょっとした機能を盛り込んだリモコンアッテネータを構想中です。ちなみにうちのアンプでも減衰量としては-20dBは必要ですね。そうじゃないとVolを上げられません。
あと、当方のblogは今回このコメント欄にリンクしておきました。あまり頻繁に更新していません(出来ません、が正しいです^^;)が、何かの参考になれば幸いです。

投稿: Nary | 2007年4月18日 (水) 08時43分

Naryさんのブログは、とても見ごたえがあり、楽しみが1つ増えました。ありがとうございます。またリモコンアッテネーターも面白そうですね。「LM1972+マイコン」とか廉価なものもでてますね。
また最近A&Rから、次世代SBDが話題になってます。ブリッジ用は、5本の端子が出ていて、残りの1つはCを経由してアース側へ接続するという、変則な使い方です。私は、この3月にパワーアンプを視聴する機会に恵まれ、274Aとの比較を体験しました。約70%の人が、274Aが好みでしたが、リアルさではSBDという感じでした。SBDだと高音がきつくなります。視聴した曲がピアノ室内奏でしたので、本来ピアノを至近距離で聞くと高音はきつく出るので、274Aを好みと言った人もSBDの方が生っぽいという意見でした。ちなみに私は30%の少数派です。
次のパワーアンプ製作の時に使用してみようと思います。
また、昨日実家に行き、古い書籍をみてましたら、マドリガル、カウンターポイント、チェロ、クレルのオフィス、工場がでていました。Naryさんお使いのJENSENのトランスを採用(OPT)しているオーディオプレシジョンの測定器を、チェロは1億円分投資したと書いてありました。テクトロのスピンアウト組みが、現在の歪率計では世界標準で使用されてます。
その後のVinさんのブログもどんどん更新されてますね。Vinさんは、一体何機種カウンターポイントをお持ちなのでしょうか。それにしても音に対するパワーがすごいものをお持ちの方です。とても参考になります。ありがとうございます。

投稿: show | 2007年4月29日 (日) 13時38分

showさん、SBD良さそうですね。
ところで Naryさんのところ のトランスはPlitronでJensenではないですけど^^;。。。。Naryさんそうでしたよね。

Showさん、私はスキモノなだけでパワーはありません。 笑
拙宅にあるカウンターポイントはアップグレードしたプリやDAC、PowerAMPなどが5台ほどで その他未改造が4台ほどあるていどです。
カウンターポイント好きの私の知り合い比べれば全然多くないですよー。

投稿: vin | 2007年5月 1日 (火) 21時51分

>>Showさん
コメントありがとうございます。不定期エントリー勝つたいした内容でないのは自覚していますので、そうおっしゃっていただき恐縮です。
SBDですが、出川電源というやつですよね?SATRIアンプ系のところで話題になっているやつですね。是非トライされたら情報シェアさせてください。

>>vinさん
いやいや、十分Counterpoint製品お持ちですって(笑)
それはともかく、SA-1000の電源トランスはPritronですが、パワーアンプのゲインを下げる為にJensenのトランスを使用していましたのでShowさんはそのことをおっしゃっておられるんだと思います、はい。

投稿: Nary | 2007年5月 2日 (水) 07時05分

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