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2009年1月25日 (日)

SA5.1を修理しました。サブタイトル:自分で修理は怖くない  笑

今回の症状はPhonoを使用するとバリバリとノイズが出るというものでした。過去に基盤パターンの断列でノイズが出たらしく基盤パターンは既にご自身の手で修復されてはいましたが,

まだ不十分のところがあったのでいったんやり直し、さらに2カ所補強を追加し、PhonoのRCAジャックを新しいものに交換し,電圧チェックしましたが全て正常で音だしテストもOK.....
とりはずしたフロントパネルやノブを取り付け,最終テスト音だししてみましたがPhonoのみ右から音が出ません。^^;
真空管のヒーターが消えてます。しかし電圧は正常????
で考えられるのは真空管のフィラメントが切れたか基盤と真空管の足の間で断線しているか、くらいしかありません、真空管はテスターで測定したところ正常な ので、あとは断線探しです。
Photo_6 わかりにくかったんですが断線してました。ソケットから出た足が曲がってから基盤にささるようになっているんですがここに亀裂 がありました。バリバリ音はここがくっついたり離れたりしていた可能性大でそれならつじつまが合いますね。。

今回は便宜上ハンダで固めましたが。。。。他の足も念のため全部固めました(笑)
Photo_7


更に念のため基盤のスルーホール(SA5.1は特に多い)はワイヤーを通しハンダ付けにて補強しました。経年変化で劣化 し,目視では問題なくても断裂している事があるので。。。。しかもスルーホール一カ所だけで基盤表ー裏がつながっていたりする こんな設計で大丈夫かいな?(設計というよりどうしてスルーホールにもワイヤーを通してハンダで補強しておかないのか?)と思わないでも有りません。笑
手間はかかりますが確実な方法ですから日本人的発想と言えるでしょう。。笑 

再度断線などを念入りにチェックし数時間の視聴とともに あちこちぐりぐりやってみたりしながら断線の可能性も探りましたが問題ないので,お返しする事にしました。

SA3.1, SA5.1をご自分で修理される方は、問題を一つ一つ追って行けば修理はそれほど難しく有りませんので、慣れておられない方はじっくり時間をかけてやってみて下さい。
基本的にまず プレート電圧,グリッドバイアスが正常かどうかみれば後は早いとおもいます。
ヒーターの電圧もチェックしましょう。3端子レギュレーターが壊れている事も有ります。壊れていても何らかの電圧は出る事が多く短時間でヒーターが壊れる ほどの高い電圧にもなりません.せいぜい12Vくらいです。ですのでヒーターがやけに明るいときはその可能性がが大です。笑 ヒーター用電源電圧は概ね 6Vより少し低い場合(5.8Vくらい)が多いです。というのは抵抗にばらつきが有るため大体6Vくらいのようです。微調整すれば合わせる事はできます が、そこまでしていたらコストが大変です。これでも問題有りません。。私は自分のアンプは抵抗も選別し微調整して6.3Vぴったりにしてはいますが。。。 趣味であるが故の妥協の無さでなし得る事で量産品では意味が無い事かもしれませんねーーー。いずれにしても気分というところでまったく小さなことです。笑
 これらが正常ならあとは配線の断線などを念入りにチェックすれば不良箇所はおのずとわかってきますので。。。。電源が入らない場合はFUSE が切れているだけの場合も有りますのでもしFuseが切れていれば交換してください。再度切れる場合はどこかでショートしています。
直ぐに見当がつかない場合は2次側を外して外したワイヤーは絶縁処理をして、電源を入れてFuse が飛べばトランスの一次側不良。飛ばなければ2次側以降ですから2次側にダミーロード(他のやり方も有りますが私は簡単なのでそうしています)をつけて一 回路ずつチェックすればショート箇所がわかるでしょう。ショートを見つけるにはトランスの抵抗値をはかってもいいですね。^^見つけた場合一カ所だけの ショートなら 最悪ショートしてないところはそのまま使い、ショート回路だけ使わずに別のトランスで代用する事も可能でしょう。たとえばAC6Vだけ ショートしているとかならB+と12Vは使えるというように。。。。トランスがショートしてなければトランス以降の本体のどこかですので順次チェックして いけば だれでもそのうちわかります。慣れてくれば簡単に出来るようになると思います。壊れても必ず なおせます。どうしても手にを得ない場合は修理出来 る業者に出されるか.、当方でも修理は可能ですので まずは恐れずにチャレンジしてみて下さい。愛着も出てきますし,自分でメンテナンス出来れば一生つき あって行けるはずですし、長年の使用で劣化した部品を交換するなど性能を引き上げてやれば今でも第一線で十分活躍出来るアンプだと思います。ただし真空ア ンプは高電圧を取り扱うため感電すると結構きます、笑 コンデンサーには電荷が残っていますから電源を切っていてもショートすれば放電しスパークしますし 部品を壊してしまう事も有ります。
真空管が壊れる事も有るので作業するときは真空管は全て抜いてから行った方がいいですね。。
また、感電は生命の危険が有りますから,十分注意して行って下さい。通常はやけどや電気ショックだけですみますが。私も450Vくらいの感電は何度もしていますが,今のところは生きてます。笑

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