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2009年9月10日 (木)

デジタルフォノイコライザー を考える

Naryさんが、自分で試された様子を書いてくれましたので
代理で上げさせて頂きました。
おもしろそうです。特にRIAA以外のカーブの実現やルームイコライジングを

ミックスするなど、環境に応じて自分が聴きやすいバランスを作るという意味でも大変興味深いと思います。スピーカーシステムは設置環境でもバランスその他 が大きく変わるため レコードのみならずデジタルソースも応用出来るのではないかと。 リスナーの好みに合わせて調整出来ないばあい、非常に使いにくいことも有るので、こういう手法はどんどん取り入れて 行った方が良いと個人的には思います。

以下 原文です。

コメントで書きましたデジタルイコライザによるレコード再生に関して詳細を
お伝えします。

[使用機器]
 ①SRC2496 MOD
  コンデンサおよび整流用ダイオード交換、44.1kHz系のクロック交換、
  電源トランスを交換、出力段をパスしトランス出力に変更

 ②DEQ2496 MOD
  コンデンサ交換、出力段をパスしトランス出力に変更

 ③レコードプレイヤはPro-jectのPerspective、カートリッジはBENZ MICRO
  のGLIDER、昇圧トランスはLundahl

 構成としてはレコードプレイヤはDEQ2496に接続しています。
 (適当なRCAケーブル+変換プラグでXLRに変換)

[やったこと]
 ・DEQ2496でオートイコライジングを実施
 ・その上にパラメットリックイコライザでRIAAカーブをかぶせようとしたが、
  ゲイン変更幅が15dBなので足らない部分があり、グラフィックイコライザ
  も駆使して何とかカーブを再現した
 ・出力がぜんぜん足らないので、全体として+15dB増幅しています

 ⇒ポイントはイコライザの変更幅で、ゲイン幅が20dBないところが起因で
  ちょっと苦労しました。
  20dB以上いじれるイコライザなら、パラメトリックイコライザだけで十分
  だと思います。

[結果]
 ・DEQの入力部はまったくいじっていませんので、約4万円の機材のまま
  とお考えください。それを念頭に置くとすばらしい音です。
 ・とにかく「寝ぼけた音」とかそういう音では全くない、すっきりした音です

 ・SA-1000MODとの差は、「音のコク」にあると感じました。SA-1000MOD
  の方が英語表現で言う「Musical」です。
 ・当たり前ですが、プレイヤ側での針圧調整等の影響はくっきり明確に
  現れます。素直な音だと思います。

[考察]
 まず、やはり部屋に合わせた補正は偉大だと痛感しました。こんな適当
 な接続なのに、結果にびっくりしています。
 また、SRC2496からのデジタルINのクロックを基準クロック(88.2kHz 24bit)
 としてAD変換を行っていますので、それも影響しているかもしれません。

[今後の課題]
 ・RIAAカーブの見直し
  今の所あまり必要性は感じていませんが、そのうちやるかもしれません

 ・ケーブル、DEQアナログ入力部の見直し
  これはかなり効くと思っています。アナログ出力部のトランス化はすごく
  効きましたので。

こういう感じです。
厳密にはお気軽ではない部分はありますが、これはこれで非常に面白い
体験でした。当面このままLPを聞き続ける予定です。

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