なぜ真空管なのか?
久々ですが。。。。年末まではほとんど更新出来そうに無いのでつなぎで上げときます。
イキナリ何を言うかといいますと 今は100% 真空管アンプを使っていますが お詳しい方は既にご存知の通り真空管アンプは波形が鈍ります。笑
矩形波を入れてオシロスコープで出力を見てみるとわかりますが10Khzあたりから波形が鈍り始めますねーーーー。 しかし音が鈍重かと言うとそんな事は無くとてもフレッシュでより生々しい質感の音楽を楽しめる事も事実としてあると思います。もっとも耳で聴いてわかるほど鈍ってはいないと思いますが。。
入力信号に対してより忠実であると言う点では半導体の方が特性は良くそういう観点からみると真空管が優れているところは何も無いというご意見もあるでしょう。
しかし出てくる音が真空管の方が劣っているかと言うとそんな事は無いと感じるのは私だけではないと思います。。。。。
たとえば 高純度の銅線の音がよいというならシリコンの単結晶に不純物を混ぜてスイッチング素子として使うICやトランジスターなどの半導体は不純物だらけで音が悪いと言う事になりますが(笑)そんな事は無いわけでして。増幅素子内の伝送速度
は個体に不純物を混ぜた半導体より電子が真空中を飛ぶ真空管の方が速いはずでもあります。あくまで電極間もしくはソースとドレイン間、あるいはコレクターとエミッタ-間など そこだけみればですけど。。。。
またあるアンプメーカーの方に聞いた話ですが真空管=柔らかさ(まろやか)という路線を求めるユーザーは多く いきおい 製品もそういう味付けにした方が売れるのであえて甘い音にチューニングし作っているものも多いのだそうです。まさに至れり尽せりのユーザーオリエンテッドですな。。。笑
CounterpointやAriaはその路線ではなく自然さ、ダイナミックス、鮮度重視の方向だとおもいますが。。
さて訳がわからなくなってきました。
真空管の音がより艶があって、滑らかで、自然に感じる事も多々ありこれはなぜかと言う事を録音関係に詳しいある人に聞いたところ録音デバイス(マイクとか
その他のデバイス)は結構ピーキーだったりするのでその特性を上手いぐあいに抑えて音としてより魅力的に仕上るというのは真空管だったりもするのではない
かと。。最近のデジタル録音時でも真空管のバッファーをマイクとミキサーの間?(多分)にかませるようなことも行われているようですし。。。。
逆に考えれば録音する時に使う機材も再生する機材も完全ではなく?測定上は正確に見えても 音に影響する僅かなピーク(オーバーシュ-トなど)があるのかなーと。。上手く相殺
する事でちょうど良い具合になると言う事もあるのかもしれません。 たとえばパワーアンプの出口までは正確でもスピーカー自体は 止まるべきところで止ま
らずいつも個体差こそあれオーバーシュ-トしていますね。どんなに強力なアンプでも(もっともスピーカーにリニアエンコーダーまで取り付けたサーボ回路を実装しアンプとスピーカーをフルクローズ
ドループのサーボ回路にすればピストンモーションだけは制御できるかもしれません ただし普通のユニットでは振動板が弱すぎてついていけないでしょうけど。真空管アンプはアンプから出る信号の立ち上がり立下りのピ-クを少し鈍らせる事でオーバーシュートを適度に軽減するため ? スピーカーが動く時はそれが良い具合に効いて オーバーシュ-とを抑え適度にピーキーさがとれるというか?そういうこともあるのではなかろうか?と。。。。
あくまで想像ですけどねー。。。。笑
というところでオーディオは不可解なところが多く良くわかりませんが。良い音楽が聴ければそれで良いですねー。。。。。しかしその辺を全てわかっている方
もいるやも知れません。ただし それはオーディオ業界にとっては不都合な事実かもしれないし そうなら一般に知られる事はないのでしょうか?? ご存知の方こっそり教
えてください。笑
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コメント
お世話になっております。
仰る通り、真空管がオーバーシュート部分を適度に矯めて、音をいい塩梅にする効果もあるでしょうね。
私見ですが・・・真空管の音の良さは、電子が真空中を飛ぶ~即ち遮るものが無い空間を移動すること、そしてその移動スピードが半導体に比べて速いことに因るものだと思います。
Dynamicapのサイマルティーニアス・パス・テクノロジーは、全ての信号が同一の長さの経路で出力側に届く様にするものだそうです。Dynamicapの優れた音質を考えるに、この同時に到達することが大事なのではないでしょうか?
半導体では、音声信号は多くの障害物を通り抜けて来ることになります。音声信号は周波数や波形の形状に依って、その通過スピードが複雑にずれてしまうのではないでしょうか?
同じ半導体でも、シリコンよりゲルマニュームの方が電子の移動スピードが速く、音も良いという経験則があります。電子の移動スピードが速ければ、到達時間のずれもそれだけ少なくなるのでしょう。JBLの名アンプSG-520や初期のマークレヴィンソン(バウエンのICモデル)は、ゲルマニューム・トランジスタですよね。
ただ、ゲルマニューム・トランジスタは製造歩留まりが悪いので、ディスコンになってしまった訳です。世の中、製造(儲け)の効率だけを考えて欲しくないとつくづく感じます。
真空管は波形の鈍りがあったり、ソケット等の接点が多くなるという欠点もありますが、上記のメリットの方が音質への影響力が大きいのではないでしょうか?
事実、シビアな耳をお持ちのvinさんも、真空管をお使いですから、必ずしも「割れ鍋に綴じ蓋」式のネガティブな効果だけではないと確信しております。
きちんとしたお答えにはなっておりませんが、想像も交えた一意見としてお読み飛ばし下さい。m(__)m
投稿 william_kapell | 2007年11月25日 (日) 08時19分