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8月6日 クシゲマダラにマスキングされた何か

忍野の画像はありません。

クシゲにマスキングされて何かが出ていました.

14時頃から雷雨で土砂降りとなり新名称川合流から下は富士急まで黄土色の濁りで釣りになりそうな気配無し、今日はアカンかなーと思い帰りかけましたが、5時頃に雨がやめばイブニングは何とかなるのではという淡い希望で上流で時間をつぶす事に、テニスコート裏あたりは魚も見え釣りになったのでぽつぽつ釣りながらくだって行き、5時半頃にS字でクシゲのスピナーでライズを釣り、6時過ぎに富士急前に戻ると何とかなりそうなくらいにはなっていました。

このままイブニングをする事にしてクシゲを待ちます。

暗くなる前は多くはクシゲスピナーで、暗くなる頃にはダンが一気に増えて来ました。しかしクシゲではなかなか釣れないのはいつもの通りで食われている多くは別の物でした。多分。。。。私はストマックは取らないので魚の腹の中は分かりませんが、自分なりに特定は出来ました。答えが分かって釣るくらいつまらない事は無いのであえて書きませんが、通い詰めておられれば大体見当はつくはずです。そのアレです。分かったとしても釣りにくい場所にいる難しい魚を釣ることが難しい事にかわりはありませんし、ライズのわりには瀑というほどでもないという。だから楽しいのですが。クシゲも大量に出ていましたが主として食われているのは別の物でその別の物に変えても釣りの難しさはそれほど改善されません.反応は良くなりまたが決定的という訳でもなく。暗闇でデッドドリフトが難しくプレゼンテーションが雑になってしまうのも原因だろうと推察します。近いライズならまだ良いんですが、向こう岸の対岸ぎりぎりをダウンクロスで10ヤードくらい先のライズを釣ろうとすると更に難しくなって来るというよりフライが見えないのでどこからか来るわずかな光に反射した波紋にあわせる釣りでは限界も、月明かりくらいあればまだ少しは見えるのですが、曇りのイブニングは厳しいというよりとても楽しいです。不完全燃焼を今日も楽しめ充実した気分で帰路につく事が出来ました.晴れていれば別の流下物も加わるという状況もあるでしょうし、来週はまた違うこともありえるのでそれもまた楽しみではあります。久々に FLY FISHING STRATEGYSt Selective troutSt2 を読んだ記憶がよみがえって来ました。1970年代中頃にコンプレックスハッチ(マスキングハッチも)や 数種類の流下物がある中、魚が何を主として選択的に捕食しているか(偏食)をはじめフライフッシングのエッセンスを殆ど書き下ろしていたこれらの本にかかれていることは35年経過したいまでも 私自身はこれを超える書物を見た事はありません。読み返してあーそーだったということもあり。

執筆に当たり膨大な時間をフライフッシングに費やしマッチザハッチのみを追求して来た釣り人の執念が凝縮されたいわゆる売れれば良い的な本では無く膨大な無償のコストがかかった本だと思います。アメリカ人らしい理路整然としたコンテンツも分かりやすいと思います。曖昧な事は嫌い明確な物を受け入れる国民性もあるとは思いますが、読み手に取っては非常に分かりやすくてよいと思います。島崎憲四郎さんの水性昆虫アルバムも名著だと思います。やはり著者の情熱とともにデーターと経験の蓄積に膨大な時間と労力をかけた本は読み応えがあると思った次第です。こういうコンテンツのビデオがあればものすごく楽しめると思うんですが、撮影だけでも何年もかかると思われ商業的にはあわないので熟練した釣り人が趣味でつくるしかないのでしょう。忍野は放流魚も多いので簡単に釣れる事がある反面、自然繁殖モノや居着きの難しい魚もいますので、釣り人のスタイルに合う様々な釣り方が出来る場所でもあり、釣りが分かってくれば来るほど逆に釣りが難しくなリ、通い詰めれば初心者だった頃の方が釣れたなーという時期を誰もが経験するのではないでしょうか?経験が増えて来ますと誰しもある時からそれが逆転し、難しそうな魚だけを選んで釣るようになっているだろうと推察します。私もそうでしてこれは釣り人としての成長だと解釈していますが。知らず知らずのうちに難しい魚を追い求め、あえて難しい釣り方をするようになって行くのは、皆様と同じでしょう。思い描いたように釣れたときはまた楽しいというこの場所の懐の深さを再認識しました。環境の良さから一年中豊富な水生昆虫がハッチし、イブニングで数種類の虫が流下し、必ずライズがあり、魚はそのどれか一種類のみを偏食するというシチュエーションが毎週のように楽しめる場所はそう多くはありませんし、大きな魚ほど難しいというところも。少しでも違えばライズの嵐の中全くかすらないという事など楽しさを付加しているようです。フラットな複雑な流れで、対岸ギリギリの下流を釣ろうと思えば後ろが無い場所でリーチとカーブを掛けられなければ釣り人は殆ど無能と同じになってしまうところとか、(他の方法もありますがそれでは面白くないし)近くの流れでも障害物をさけながらロングドリフトが難しいという環境で難しい釣りを堪能出来る数少ない場所だろうと思います.土砂の流入などもあり近年釣り場の環境はかなり劣化し、以前に比べれば魅力は相当薄れたとはいえ、それでも水生昆虫は同じようにハッチし魚も己の習性のままにえさを捕食するこの川で 出来るだけ難しい釣りを楽しんで行きたいと思いつつ、まだまだ、ここは飽きたというほど経験も知識もありません.しかし狙った魚を全て釣ってしまうほどの知識と経験と技術を得てしまったら必ず釣りが面白くなくなるはずで、そうなるとここでフライフィッシングをやる気がなくなるんでは無いか?と思いますが.私はそこまではなかなか行けないだろうと思っております。30歳代の頃はもっとギラギラしていましたが、今からおもえばかなり見苦しかったなーと反省。やっと適度に気も抜けて良いやれ具合になって来たかなーと感じる今日この頃です。

 

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